外国人観光客に人気のある太宰府天満宮の最近の様子をNHKのニュースが伝えていた。名物の梅ヶ枝餅を売る店が一部で営業を再開したそうだが、外国人の姿はなく、例年、国内外から1000万人が訪れていた参道は閑散としている。太宰府市によると太宰府天満宮を訪れる外国人観光客向けの大型バスは、去年は月に2000台を超えていたが、ことし3月はわずか5台、4月はゼロだったという。
 梅ヶ枝餅を売る店も、感染リスクを避けるため、販売は持ち帰りに限定しているそうだ。このほかの店では営業時間を短縮する店や、20日の営業再開を見送る店もあり、しばらくは厳しい状況が続くようだ。
 わが長男が太宰府市内のホテルに勤務しているが、宿泊客が激減、極めて厳しい経営が続いているようで、先行きは予断を許さない。
 一昨年10月に太宰府天満宮に参詣した時は、ここは中国か!と思うほど、中国語が飛び交い、中国人観光客で賑わっていたのがウソのような光景がテレビ画面から見てとれた。

コロナウイルス、一刻も早い収束を望みます。

花田彬弘